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金融安定化という目くらまし・。

英語一口メモhttp://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200810070059262
より


Bailout、Rescue


“War on terror”(テロ戦争)などの言葉を作り出して、議論をコントロールすることを”framing the issue”という。巨額の公的資金を投入して金融機関から不良資産を買い取ることを柱とした法案をめぐっては、米政府は”framing the issue”ができなかったようだ。政府側は法案をrescueと表現し、メディアにbailoutは使わないように求めた。しかし、bailoutと呼ぶメディアが圧倒的であった。Bailoutもrescueも救済を意味するが、なぜ政府はbailoutという言葉を避けたのか。(鳥居英晴) 




Bailoutとrescueはどのように違うのか。ウェブスターによれば、動詞としてのbail outは1: to parachute from an aircraft(飛行機から落下傘で降下すること)2: to abandon a harmful or difficult situation(困難、危険な状況から脱すること)。名詞としてのbailoutはa rescue from financial distress(金融上の困難からの救済)。Rescueはto free from confinement, danger, or evil(監禁、危険、悪から解放すること)とある。 





(海事とパラシュート降下の言葉である、軽蔑的な言葉のbailoutは、1940年に証券取引委員会の一人の職員によって金融的工夫が加えられた。それは、「破産を防ぐ方法」を意味する。だが、「倒産したら、恐らくパンを求めて列ができたり、少なくとも厄介な低迷をもたらす民間や自治体の企業へ税金を投入する」という冷笑的な意味を得た) 





(まず言いたいことは、それをbailoutと言わないことにしよう。Rescueと言うことにしようということだ。なぜなら、それはrescueだからだ。一般の米国人をrescueすることだ) 




(「船の事故の故意でない犠牲者をrescueすると言う。嵐を知りながら出帆した経験のある船長をbailoutすると言う。米国の納税者を除いて、罪のない犠牲者はいない。より良く知っているはずのウォールストリートがbail outされている」) 

 


 (これはウォールストリートのbailoutではない。ウォールストリートのCEOのbailoutではない。経済全体に影響を持つ凍結された資産の問題を解決する努力である) 





(ジョージ・オーウェルは、政治的言語は「嘘を本当らしくし、殺人を立派なものにさせ、ただの風に立体感を与えるように意図されている」と書いている) 








蛇足


日本のマスコミは一様にbailout packagesを金融安定化法案という事になった・。


この法案の名称はthe Emergency Economic Stabilization Act of 2008 (EESA)。


米国でLPTAPMRAからTARAからEESAで日本ではbailout packagesをそのまま金融安定化法案としている・。

この法案の名称は当初、ポールソン財務長官の提案と同じLegislative Proposal for Treasury Authority to Purchase Mortgage-Related Assets(財務省当局が住宅ローン関連資産を買い取るための法案)であった。短い名称はTroubled Asset Relief Act of 2008(不良資産救済法)。それが審議の過程でEESA(緊急経済安定化法)に変わった。ページ数も財務省原案の3ページが下院で110ページに増え、上院の修正でさらに451ページに膨らんだ。



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