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百聞は一見に如かず・・。

数枚の「同一番号」中国人民元。これがなんと「本物」鑑定という、「とてつもない闇」の入り口を覗き見た



松村テクノロジー社長 松村喜秀

2009年 12月8日



「数枚の人民元札」が語る、「巨大な闇」とは

 


 先日、私の元に奇妙な中国100人民元札が持ち込まれた。


 数枚あり、「鑑定してほしいが、鑑定書は不要」だという。鑑定書不要の鑑定依頼など不思議な話だが、一目見るなり、私は目を疑った。なにしろ、紙幣の記番号が全て同じだったのだ。


 普通に考えれば、当然だが「偽札」ということになる。本物の場合、世界中どこの札でも、同一番号が2枚以上あることはあり得ない。


 いちばん簡単な解釈としては、偽札印刷中になんらかのミスかトラブルで、番号を1枚ずつ違えるのをし損なったということだ。


 しかし、この札には、実はもっと大きな「闇」が隠されていた。


 というのも、紙幣の紙自体、品質そのものが本物と同じで、インクも印刷も本物そのもの。どう見ても記番号の多重以外に、本物との差を見つけられないからだ。


 つまり、1枚だけ見れば、真贋は別として、鑑定としては「明らかに本物」とせざるを得ないということ。この「不思議な紙幣」の裏には、中国の持つ巨大な闇が隠れているのだ。








北京東京趣聞博客(ぺきん・とうきょうこねたぶろぐ)
福島香織






■松村テクノロジーというのは、世界最高水準の偽札鑑別機を作るメーカー。偽札鑑別技術は日本が世界最高水準なんですってよ。中国の偽札の量がとんでもない、というのは今にはじまった話ではないのですが、このコラムのキモは、偽の真札が中国
に存在するということでしょう。



■なんじゃ、偽の真札というのは、とお思いのかた。中国
には偽の偽札、真の偽札、偽の真札、真の真札の四種類の人民元がある、という噂ですのよ。



■松村社長は、おそらく中国
様の体面をおもんぱかって、はっきりとは書いておられませんが、中国の本物の造幣局(?)で作られた偽札、つまり品質、価値ともに真札とかわりないけれど、中央銀行(人民銀行)が数量を把握していないお金がある可能性というのもあるわけです。今回、松村テクノロジーに持ち込まれた同じ製造番号の紙幣こそ、どう考えても、そうだろう、と誰もが内心思ったはず。でも、そうつっこめませんよね~。それは、当局が自国の製造紙幣の番号管理がぜんぜんできていないということになり、つまり経済の基本である通貨の信用が失墜する可能性につながるからです。本来なら、国家経済大パニックであります。



■ちなみに偽の偽札と真の偽札については、私が昔、北京春秋というコラムに書いたことがあります。もう、ネットサイトでは消えてなくなっているので、ここに再掲載。



[北京春秋 ニセ札天国] (2007年5月2日)



 いくらコピー王国、
中国
だとはいっても、携帯電話メールで堂々と「ニセ札売ります」の宣伝が入ってくるのにはさすがにあきれてしまう。こんな事件が最近、あった。



出稼ぎ仕事の手配師2人が出稼ぎ農民らへの給料用にとニセ札を買うことにし、安徽省のニセ札屋から20万元で100万元分のニセ札を買った。だが、帰って札束を 確認してみると、束の最初の数枚と最後の数枚だけが本モノのニセ札で、中は白紙。 途方にくれた2人が「20万元詐取された」と警察に届けたところ、2人ともお縄に…。 ニセのニセ札をつかまされたドジな悪人は笑えるにしても、銀行のATM(
現金自動預払機


からもニセ札が出てくるとなれば笑いごとではすまない。



南方都市報によれば、広州市の農業銀行のATMで、男性が5000元を引き出したところ、100元札20枚分のニセ札が出てきたので、銀行にかけ合ったところ、「
ATM
でニセ札が 出てくる可能性はゼロ
に近い」と取り換えに応じてくれなかった。ATM
から偽札が 出てくるのは、私自身も体験ずみなので、男性には大いに同情したよ。



こんな状況で
金融市場の国際化をうたう中国
っていい度胸!?(福島香織





■松村社長によると市場の人民元の20%が偽札だそうですがこの場合20パーセントというのは、真の偽札のことだと思います。


本当に紙幣をつくる人がこっそり横流し用の紙幣をつくる。インク、紙、印刷技術とも本物だが、マネーサプライ量に含まれていない幻の札。なぜ、そんなことを考えるかというと、マンションの一室などでこっそり売られている格安のエルメスやプラダなどのブランド商品は、まさしく本物のブランド品を作っている工場を夜中や休日にこっそり稼働させてつくった、偽の真ブランド品だからだ、そうです。これは売っている人がそういってました。もっとも、品質は本物と変わらない、という趣旨のセールストークでいうわけですから、本当のことをいっているという保証もありませんが、そう信じられている。








ちなみに中国人が言う面白い言い回しに、真の偽GDPと


偽の真GDP
というのもあります。真の偽GDP
というのは、いわゆる水増し報告GDP
増の実態がないけど数字上は水増しして報告する数字のごまかしです。一方、偽の真GDP
というのは、橋をつくる、しかしその橋が手抜き工事で竣工後、すぐ落ちた。でまた建て直すが、その橋はあぶなくて使えない。するとGDP
は数字上は橋をひとつつくるときより倍になりますが、橋を造ったことの意味はないに等しい。インフラの充実だとか国民生活の向上に結び付かない数字のマジックみたいなGDP



というわけで、偽の真札の上に偽の真GDPの数字がのっている中国
経済を数字上で判断するのは大変難しく、今後日本経済の牽引車としてどこまで信用し頼りにできるかは、やはりかなり注意深い観察と機敏な判断がもとめられるようですもっとも、製造業の要である安い労働力がまだまだ底をついておらず、消費の主体となる中産階級が順調に増加していることを考えれば、世界の工場としても市場としても、力強いというのは確かでしょうが人民元が国際基軸通貨になる、というのはやはり、あと50年くらいかかるかなあ。







若干蛇足



蛇足


中国をヨイショしている小沢・鳩山政権は詐欺師のようなものです。中国の経済成長をこれからの日本経済の牽引だと・胸を張る政界・経済界も終わっております。アメリカもその辺は相当なァフォですが・・。


電力消費がここ2年で120%も落ち込んでる経済で、まともな回復が出来ているなどと思う方が判断力がどうにかなっております。 


これからはインドとロシア、ブラジルでんがな・・。



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1 ■無題

中国のペテン師よりはロシアのダンサーなら騙されてみたいと言う話?ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆

2 ■Re:無題

>おいだんなさん
あると思います・。(・∀・)天津

3 ■さすが?

「紙もインクも印刷も…」ってトコロが何とも中国らしいですよね?ww
ほんと、中国って何でもアリ!な国ですもんね?

4 ■Re:さすが?

>おいちゃんさん
知らぬは政治家と経済人でつ・・。o(〃^▽^〃)o
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