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監視国家への道

ベンチャー革命2006年1月11日

                           山本尚利(早稲田大学院MOT教授)

タイトル: ポスト小泉を占う



1.竹中総理誕生のシナリオ

 筆者は、昨年の9.11衆院選挙の直後、小泉首相は年内、すなわち、2005年末までに、首相 の座を降りて、竹中総理が誕生すると予想しました(注1)。

 現在、2006年1月11日ですが、小泉首相はまだ竹中平蔵氏に首相の座を譲っていません。筆 者の予想ははずれました。しかしながら、筆者は、依然、ポスト小泉は竹中平蔵氏であると 予想しています。ところで、今の日本で起きていることは、マスコミにおけるポスト小泉の 予想合戦です。マスコミの報道によれば、「麻垣康三」という架空の総理候補が話題をさらっています。これは、ポスト小泉有力候補の麻生太郎・谷垣禎一・福田康夫・安倍晋三とい う4氏の略名です。ここには筆者の予想する竹中平蔵氏は入っていません。政治評論家で竹中総理シナリオを予想する人は少ない。国民人気は、安倍晋三氏が断トツですから、ポスト小泉の最有力者はやはり安倍晋三氏であるという見方が依然、根強い。小泉時代以前自民党であれば、国民人気のある安倍晋三氏をポスト小泉に据えるでしょう。したがって、自民党の体質を深く知る人ほど、ポスト小泉は安倍晋三氏、もしくは上記4氏の誰かであると予想するでしょう。しかしながら、筆者は、この見方をとりません。なぜなら、小泉時代になって、日本支配層の重要人事権は完全に、米国覇権主義者に掌握されたと読んでいるからです。ポスト小泉の次期首相人事はもちろん、米国支配下にあると筆者は思います。2005年のゴールデンウィーク、ポスト小泉と自他共に認める次期総理候補最有力者、安倍晋三氏はじめ、自民党などの有力政治家40人以上が、ワシントンDC詣で渡米していました。まるで、日本国家の次期総理候補者は米国連邦政府に指名されるのが当然であるかのように振舞っていました(注2)。

 筆者の見方は、この時点で、ポスト小泉に関する米国のハラは竹中平蔵氏ですでに決まっており、ポスト小泉は安倍晋三氏ではないと直観しました。その理由は簡単です。

外資系企業が、日本支社長を選ぶのと同様の発想で、米国覇権主義者は日本の次期首相を選ぶからで

す。米国本社の意を受けて、忠実に働くのはどちらかを想像すればよいわけです。米国留学経験のある竹中氏は、典型的な外資系企業の日本支社長タイプであり、米国人上司が何を期待しているかを察知して、全力投球する能力が抜群です。このような能力において、安倍氏は竹中氏に遠く及ばないでしょう。ところで、9.11選挙で、亀井静香氏や綿貫民輔氏が自民党から追放された理由は何でしょうか。それは彼らが何度も、小泉ブレーンの竹中平蔵氏を引き摺り下ろして、亀井氏ブレーンの植草一秀氏にチェンジしようと画策したからです。その画策が米国覇権主義者の逆鱗に触れたのです。



2.竹中総理誕生プロセス

 米国覇権主義者が竹中氏を日本国の次期総理に指名したとしても、竹中氏は日本国の総理大臣となるためには、まず自民党総裁選で勝利する必要があります。自民党議員の多くは、自分は自民党総裁を選ぶ権利を有していると思い込んでいます。常識的には、国民人気の高 い政治家が次期総理になるべきです。したがって、自民党総裁選で安倍氏と竹中氏が一騎打ちしたら、国民人気の高い安倍氏が勝利するはずです。国民人気において、竹中氏は安倍氏に遠く及ばないからです。

 ところが、2006年初頭、小泉政権の最重要課題は、ポスト小泉を誰にするかではなく、米国からすでに指名されている竹中氏をいかに合法的に総理に仕立てるか、です。小泉内閣の官房長官である安倍晋三氏は、このような裏事情をすでに知っているはずです。もし安倍氏が、竹中氏のライバルとして自民党総裁選挙で立候補したとしても、前回の米国大統領選挙で、ジョージ・ブッシュJr.の当て馬候補だったジョン・ケリーと同じく、安倍氏は単に竹中氏の当て馬候補にすぎません。安倍氏はジョン・ケリーと同じく、すべて承知で、当て馬候補にさせられるはずです。なぜなら、米国覇権主義者は、竹中総理の選出プロの小泉チルドレンを抱えています。彼らをうまく使えば、竹中総理を誕生させることは十分可能でしょう。しかしながら、米国覇権主義者は確実に竹中総理誕生シナリオを実現するために、代替案をすでに準備しているでしょう。運悪くシナリオどおりに行かず、安倍氏が竹中氏に勝ちそうになったら、次の手として安倍氏のスキャンダルが用意してあるはずです。



3.ネット上に渦巻く小泉批判

 上記のように、首相人事権まで米国に握られて、現代日本が完全に属国化したことを嘆く声はネット上に渦巻いています。その急先鋒は、政治評論家の森田実氏でしょう(注3)。

森田氏の批判は、小泉内閣は米国の傀儡政権となっており、日本の国益より、米国国益を優先している亡国内閣であるというものです。小泉を支持した国民よ、早く目覚めよ!と主張しています。このような批判、大手マスコミにとって完全にタブーとなっています。そのため、多くの国民は、日米関係の実態を知らされていない。ここが最大の問題でしょう。

実態は、首相の人事権まで握られているわけですから、確かに日本は実質的にもはや独立国 ではないことは確かです。森田氏の指摘は間違っていないと思います。しかしながら、森田氏の小泉批判に決定的に欠落しているのが、米国覇権主義者の対日観への配慮です。彼らは日本国民に3兆ドルもの借金をしている対日巨額債務者です。この対日巨額債務は返済不能だし、彼らはまともに返済する気もないでしょう。だから、自尊心の強い彼らはあの手この手で日本を押さえ込むしかないのです。一方、戦後の日本はこれまで、米国にモノを売ってドルを稼いできた。日本からモノを買ってやった米国は、何とかして、日本にたまったドルを還流させたいのです。ところが、日本にたまったドルが減るほど、日本は米国からモノを買わない。かつての米国は、日米貿易のバランス化を目指してきましたが、今は、あきらめています。その代わり、傀儡政権をつくって日本を支配することを考え、今、彼らの対日攻略シナリオが小泉政権の協力で見事実現しました。もし、日本が米国の対日支配に徹底的に抵抗したなら、米国の攻撃は果てしなくエスカレートしていきます。最悪、戦前の帝國日本やフセイン時代のイラクのように、ワナに嵌められ、因縁をつけられて軍事的に攻撃される危険があります。ところが森田氏の批判する小泉傀儡政権程度の属国化のレベルでは、日本国民が米軍の攻撃で殺されることはありません。戦前の帝國日本のように徹底的に米国に抵抗しない限り、さすがの米国も理由なく日本を軍事攻撃することはできません。

 日本の3兆ドルの対米債権が消えるまで、米国の日本への介入が続くのです。問題は、このような現実を日本のマスコミがまったく、国民に伝えないことにあります。国民は日米関係がすべてわかった上で、小泉政権を支持するか、支持しないかを意思決定すべきです。




注1:ベンチャー革命No.179、2005年10月1日『竹中総理大臣の誕生か』

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr179.htm


注2:ベンチャー革命No.161、2005年5月4日『JR西日本社員とビロンガー』

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr161.htm


注3:森田実氏ホームページ

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/


山本尚利(ヤマモトヒサトシ)

hisa_yamamoto@mug.biglobe.ne.jp


http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm


http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/magazine-menus.htm




蛇足


属国化の成れの果てですが、傀儡政権でも良いではないか?中国の傀儡よりは・マシか?。どちらもポリス国家を目指すイルミナティ傀儡国家なのだから・。まず、世界中で目覚めねばならんでしょうから・。?日本は当分、逆らえないでしょう・。これに逆らえば、中国など特定3カ国にぶつけられる・。??


日本も監視国家へ向かうのだろうか?飼いならされた家畜同然に追いたてられるのか??


New Police State







オレゴン                オハイオ              FEMAキャンプ

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非公開コメント

1 ■心地いい響きを読んだと思ったら、阿修羅読者ですね!

イルミナティ、アジア大国だけは避けなきゃ、小泉以外もイルミナティだらけでしょう、国民は選挙で誰がイルミナティに相応しいか選ばなければならない。政界が統一してたら、選挙する意味ないような気がします。先の郵政選挙で民主主義は崩壊しましたね。
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