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戦犯とは


凡な散髪屋の男が、戦争で上官に睨まれ、捕虜を銃剣で殺せと命じられる。ほとんど死んでいた米兵の腕を刺して、失神した情けない男がB級戦犯の絞首刑犯となり、そんな馬鹿なという思いも適わず刑は執行された。『今度生まれ変わるなら、私は貝になりたい……』

 昭和33年、フランキー堺の主演でテレビドラマ化され、戦争責任・犯罪とは何かを日本人に問いかけ強い衝撃と感動を与えた『私は貝になりたい』。その原作となった加藤の巣鴨獄中手記「狂える戦犯死刑囚」「戦争は犯罪であるか」等と共に獄中から家族に宛てた手紙22通を収めた本書は昭和史の貴重なドキュメントであり、戦争の実態を白日の下に曝した人間の真実の叫びである。







株式日記と経済展望http://www5.plala.or.jp/kabusiki/




佐藤晃[サトウアキラ]

1927年福岡県生まれ。陸軍士官学校61期生。大分経済専門学校卒。三井鉱山(株)、三井石油化学工業(株)に勤務し、1987年退職。以後、戦史研究に基づく執筆活動に入る。これまでに『帝国海軍の誤算と欺瞞』(1995星雲社)、『帝国海軍『失敗』の研究』(2000芙蓉書房出版)を上梓し、一貫して「陸軍悪玉、海軍善玉」史観を批判、日本の敗戦の真相を追究してきた


日露戦争以降40年で、日本が誇った帝国海軍は消滅し、わが国は第2次世界大戦の敗戦国となった。

この国家崩壊の過程において、海軍の戦略と実際の行動を検証すると、情報収集能力の欠如、戦果の誇大報告、一貫性のない戦略、無能の指揮官など、組織としての致命的欠陥が明らかになる。

まさにこれは、いまの日本の政治状況とそっくりではないだろうか!経済危機と巨額の不良債権にあえぎながら、日本はなすすべもなく、大恐慌に突入してしまうのだろうか?本書は戦史研究ではあるが、いまの日本の状況と重ね合わせて読むことで、私たちに歴史の教訓と、新しい未来を切り開くためにはなにをなすべきか教えてくれる。


東京裁判はA級戦犯の汚名を着せて、7人を絞首刑にし.た。ただ1人の外交官・広田弘毅をのぞいて、他は全員陸軍の将軍たちである。リメンバー・パールハーバーでアメリカ国民を激昂させた海軍の軍人は1人も含まれていない。あの奇襲作戦すら、アメリカに対する貢献度の高い戦いだったのである



そのGHQの意図にそって、マスメディアが誕生させたのが、「日本悪玉論」イコール「陸軍悪玉論」であり、その裏返しとして生まれたのが「海軍善玉論」という奇妙な現象である。ミッドウェー以降の3年あまり、,南東方面の戦闘という基地航空の愚かな自滅作戦、マリアナ沖の七面鳥撃ちと言われたマリアナ沖海戦と、栗田艦隊の敵前逃亡のレイテ沖海戦をのぞけば、海軍に戦闘らしきものはまったくない。



しかし、戦後、その海軍の善謀敢闘物語が、元海軍軍人により続出した。戦果欺瞞報告の海軍軍人のウソつき体質は、戦後にまで尾をひいてしまったのである。そのウソつき体質に、マスメディアがつくりあげた「海軍善玉論」が加担したのだから、結果は明らかだった。あの連戦連敗を、かくもよく戦ったかのような大ウソを、あたかも真実であるような社会風土がつくられてしまったのである。



マスメディアは、談合さえすればなんでもできるのである。開戦が事実上決定した1941年10月16日、内閣を投げ出した近衛に代わって組閣し、作戦指導になんの権限もなかった東条英機に、開戦と敗戦のすべての罪を着せることも、民族の歴史も文化も崩壊させることも可能である。



帝国海軍の大戦果。マスメディアの反日報道。これらは、ウソの代名詞である。




大東亜戦争が太平洋戦争と呼ばれるようになったのはGHQの検閲によるものらしいのですが、当時は5000人もの検閲官がGHQによって雇われて、戦前戦中よりも厳しい検閲が行われて、日本人に対する思想のコントロールが行われていたようだ。5000人の検閲官には当時の知識人が採用されてGHQの手先になりましたが、多くが学会や報道界に戻ってそのまま活動を続けたようだ。



しかしその実態はなかなか明らかにされず、多くはアメリカの情報公開によってだんだん実態が明らかにされてきた。日本のマスコミが未だに「戦争贖罪周知徹底計画」が続けられているような気がしてならないのは気のせいだろうか。戦前戦中においてはアレほど戦争を煽っていながら、日本の新聞社は解散させられずに処罰される事無く続きましたが、GHQとの裏取引があったのだろう。



報道関係者がGHQの検閲に加わっていた事はまさに売国行為であり非難されねばなりませんが、その実態はマスコミが口をつぐんでいる。読売新聞のナベツネ氏やNHKのシマゲジ世代の人が張本人なのでしょうが、5000人もの検閲官は何処に行ったのだろうか。80歳代の新聞記者だった人は明らかにして欲しいものだ。



大東亜戦争の総括が行われないのも、日本の知識人たちの多くがGHQの検閲に加わっていた事が影響しているのだろう。大学などの教育界にも大勢いたのだろうし、天皇の戦争責任などの複雑な問題も多くあって物議をかもすような研究発表は出来ない事情があるのだろう。作家などは大東亜戦争を題材にしてはいるが読み物でしかないが、国民に与える影響は大きい。



しかしそこでも「戦争贖罪周知徹底」が行われて、戦前の日本は全て悪いと行った東京裁判史観が最近までのジャーナリズムの常識だった。「株式日記」でも数年前に「大東亜戦争はアジアの解放のためだ」と書いたりした頃はいわゆる確信犯的な少数派であり、侵略戦争とするのが常識だった。しかし最近は教科書にもアジアの解放論が出てきて風向きが変わってきた。



「太平洋に消えた勝機」ではインド洋の作戦が勝敗のキーポイントになったと書いていますが、アメリカに対しては迎え撃つ作戦をとり、インド洋の兵站を遮断すれば連合国側の作戦はどうなったかわからない。英国軍もインドに孤立して動けなくなったであろうし、北アフリカ戦線やソ連への補給も止まってしまっただろう。さらに関東軍をそのままにしておけばソ連は多くの軍がシベリアに釘付けになったはずだ。



ところが帝国海軍は無意味なミッドウェイ作戦やガダルカナルへの侵攻など戦略的に意味不明な作戦を繰り広げた。アメリカとオーストラリアの交通の遮断を狙ったのでしょうが、補給が最初から無理な作戦だ。陸軍は満州と中国に置いておき、海軍が西太平洋とインド洋を制圧しておけばアメリカは最初の2年は手も足も出なかったはずだ。陸軍はシンガポールからインドへ軍を進めるようにすれば陸海の共同作戦は可能だった。



以前の「株式日記」でも山本五十六元帥はアメリカのスパイであったと書きましたが、佐藤氏も東京裁判でA級戦犯で処刑されたのが陸軍の将軍ばかりで海軍軍人が一人もいないことを指摘していますが、帝国海軍はアメリカとの内通があったのではないかと思われる。真珠湾の奇襲もアメリカを戦争に引きずり込むだけの効果しかなかった。米内海軍大将も日中戦争を拡大させた張本人なのに東京裁判で起訴もされていない。



もともと米内、山本、井上の海軍三バカトリオは米英派であり、アメリカと戦えば負けるとわかっていた。しかしアメリカと戦えば負けるとは口が裂けても言えなかった。御前会議で開戦になれば負けると言えば開戦は回避されたかもしれない。分かりきっていた敗北を招いたのは海軍であり開戦責任は海軍にある。しかしここ様な事を指摘する人は居らず、佐藤氏が指摘していますが、私もなるほどと思う。





蛇足


また、海軍上層についての疑問の本がでている。一庶民の2等兵が巣鴨で絞首刑になり、上海事変からシナ事変を起した海軍陸戦隊などの命令を出して、永遠と戦争を引き起こし、敗戦へと向かわせた海軍の責任者は米内海軍大臣以下、1人もA級戦犯に問われていないのは、どうしても解せない。

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