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山本尚利氏コラムから

ベンチャー革命2007年8月25日

                           山本尚利

タイトル: 戦前日本はアルカイダと同列:ブッシュ対日観露呈



1. ついに本音の対日観を披露したブッシュ米大統領

 2007年8月24日の朝日新聞に衝撃的な記事が掲載されました。米ブッシュ大統領が、自政権のイラク戦略を正当化するため、戦前の軍国主義日本とアルカイダを同列に扱う演説を退役軍人に向けて行ったそうです。この記事を読めば読むほど、無性に腹が立ってきます。普通のまともな日本人で、この記事を読んで平気でいられる人がいたらお目にかかりたいくらいです。その人は、それこそ思考停止の家畜人ヤプーといわれても仕方がないでしょう。ただし、世の中、ピンキリでいろんな人がいますから、この記事が朝日のでっち上げと強弁する往生際の悪い変人もいるかもしれません。ネット情報によれば、この記事は主要新聞のうち、朝日と読売しか取り上げていないそうです。他の新聞はなぜ取り上げないのでしょうか。さて、この朝日記事がすべて事実なら、これほど重大なニュースを報道しない他の新聞とはいったい何か、マスコミとはいったい何かと心底、考えさせられます。ところで野党はいったい何をしているのでしょうか。日本政府はただちにブッシュ大統領に抗議すべきではないのでしょうか。なぜ無視しているのでしょうか。 これまで、忠犬ポチとして、ひたすらブッシュ政権の言いなりになってきた小泉政権とはいったい何だったのでしょう。マスコミは、上記ブッシュ発言について小泉前首相にコメントを求めるべきではないでしょうか。 ところで安倍首相はブッシュ演説と同時期、偶然(?)にも、インドのパール判事遺族を表敬訪問しています。ちなみに靖国神社の遊就館には、明治天皇の御真影と同サイズの立派なパール判事肖像画が展示されています。安倍首相は、祖父、岸信介が米国からA級戦犯容疑者と指名されたことを終生、不服とするでしょうから、靖国に祀られる他のA級戦犯を無罪としたパール判事に敬意を表しているでしょう。しかしながら、パール判事は、日本の軍国主義者を擁護しているのではなく、米国の帝国主義者(覇権主義者)の悪行を熟知していたから、罠に嵌められた日本に同情したにすぎないのだと思います。 それはさておいて、パール判事に敬意を表する安倍首相の太平洋戦争史観と、上記、ブッシュ大統領の演説における太平洋戦争史観は真っ向から対立します。ブッシュに言わせれば、アルカイダ並の岸信介(軍国主義者)の孫である安倍首相が、ブッシュ政権の要求するテロ特措法延長を支持したら、安倍首相はとんでもない自己矛盾に陥るはずです。さらにい

えば、安倍首相のみならず、小泉前首相や安倍首相を支持してきた親米右翼はことごとく、自家撞着の論理破産です。靖国信奉者は親米主義者ではありえない。当たり前です。 久間前防衛大臣の『原爆投下はしょうがなかった』失言ではあれだけ騒いだマスコミは、今回のブッシュ重大発言より、相撲の朝青龍問題のほうに熱心です。マスコミはネットでマスゴミと軽蔑されていますが、確かにそのとおりです。



2.馬脚を現した白い狼、ブッシュ政権

 上記ブッシュ発言記事に接したとき、筆者は、ブッシュ政権はいよいよ馬脚を現したなと直感しました。米国覇権主義者の本音の対日観をブッシュは、彼ら覇権主義者を代表して米国大統領の立場で堂々と世界に向けて晒してくれました。 ところで2006年7月、プレスリー記念館でブッシュ夫妻の面前で見苦しいタコ踊りを披露した小泉前首相よ、恥ずかしくないのか。このタコ踊りの延長線上でブッシュの対日観が形成されていると知るべきです。はっきり言って、われわれ日本人は、小泉前首相を含めて、米国覇権主義者から人間扱いされていないということです。この事実に目覚めると、日米安保、日米同盟がいかに欺瞞的かクリヤーに見えてきます。日観を経験的に知っていました。それについては2003年7月、光文社より出版した『日米技術覇権戦争』に詳述しています。拙著の出版時点はブッシュ政権のイラク戦争が開始されてまもなくでしたが、当時の日本人は、まだ米国に甘い幻想を抱く能天気人間が多く、筆者の対米観が理解できるのは、米国企業で働く日本人、米国駐在経験者など、米国の本質を知っている一部の日本人に限られていました。なお、米国留学で、しこたま、よいしょされた竹中平蔵氏に代表される日本人エリート(似非エリート)は、一般日本人以上に米国に幻想(米国は日本を守ってくれる)を抱いています。実に始末が悪い。筆者は、米国覇権主義者を「白い狼」にたとえ、この卑屈の日本人エリート(外務省官僚を含む)を「赤頭巾ちゃん」にたとえています。戦後の日米関係とは、狼と赤頭巾ちゃんの関係にあると考えています。



3.米国に幻想を抱く日本人、目覚めよ!

 上記、ブッシュ演説は筆者の長年の対米観を見事に裏付けてくれました。この演説によって、ハット目覚め、正しい対米観をもつ日本人が増えてくれることを切に期待したい。 さて、筆者は上記ブッシュ演説記事に接し、2003年末、米国覇権主義者のイラク戦争を無条件に追認した小泉政権の愚かさが、改めて思い出され、心底、怒りがこみ上げてきます。米国覇権主義者の仕掛けたイラク戦争の欺瞞性について、筆者は当初から大変、危惧していました(注1、注2)。 ところが、米国に対し卑屈な劣等コンプレックスをもっている知識人というのが日本には結構いて、こんなにもひどい米国のイラク戦争を、騙されて支持していた日本人の知識人が当時、結構いたわけです(注3)。 彼ら知識人の対米観がいかに狂っているか、いかに卑屈か、これだけは、何回でも言っても、言い足りない気がします(注4)。 筆者の、卑屈日本人に対する批判は筋金入りですが、いったん誤った対米観をインプットされた卑屈日本人は容易に、筆者の対米観を受け入れません。そのせいで、これまで筆者は何度も変人扱いされてきました。これまで筆者を変人扱いしてきた卑屈日本人よ、8月24日の朝日新聞記事をじっくり読めと言いたい。これでわかったか。



4.史上もっとも悪趣味な洗脳映画「大統領暗殺」のシナリオ



 さて、上記、ブッシュ演説記事の載った日付の朝日新聞に、フィクション映画「大統領暗殺」(注5)の宣伝が載っていました。この映画はブッシュ大統領がみずから出演、2007年10月19日に暗殺されるというもの。何という悪趣味な映画でしょうか。この映画にはチェイニー副大統領も出演しているようです。このような不吉な映画にブッシュが好き好んで出演したのなら、彼は正常な人間とは言えません。つまり、ブッシュもチェイニーも、彼らを背後から操る黒幕から、この映画に出演するよう強要されたと考えるのが自然です。このことから、ブッシュもチェイニーも単に、大統領役、副大統領役を演じている俳優に等しいことが判然とします。 この点においても、これまでの筆者の、米国大統領は傀儡(パペット)であるという持論が証明されたわけです。 ブッシュ大統領は、2008年11月までの任期を1年残して、今年の10月末に大統領を辞任させられるか、ほんとうに暗殺されるかもしれないと、この不気味な映画は暗示しています。そこで、ネット上では、ブッシュの任期途上の失脚ハプニングが演出された後、アル・ゴア(ほんとうはブッシュに選挙で勝っていた対立候補)(注6)が2008年11月まで臨時大統領になると憶測されています。 そういえば、2001年の9.11事件の前にも事件を予言するような映画が前もって作られてい

ました。そのほか、9.11事件発生後、米国民に日本海軍によるパールハーバー奇襲を連想させるかのように、事件直前に、ウォルト・ディズニー製作の映画「パールハーバー」が封切られています。米国民が映画と現実が区別できないように洗脳的マインド・コントロールが施されているようです。つまりブッシュ政権の背後に控える黒幕は、あたかも映画のプロデューサーのように振舞っています。彼らにとって、映画のシナリオも現実のシナリオも等価なのです。 この意味で、映画「大統領暗殺」は、9.11事件がブッシュ政権を操る黒幕の描いたシナリオところで、筆者は技術経営(MOT)を専門としていますが、もっとも重要な技術経営方法論は技術戦略立案のためのシナリオ分析法(注7)と考えています。筆者の専門とする技術経営方法論は、筆者が16年半、所属した米国シンクタンクSRIの開発したものですが、米国覇権主義者は、世界覇権戦略のために、常に世界制覇シナリオを練っていると思います。要するに、彼らにとって世界制覇シナリオとは、映画のシナリオと同等に扱われているということです。すなわち、映画がシナリオに沿って製作されるように、黒幕にとっての現実の覇権戦略も、彼らの雇っている闇の実行部隊によって、シナリオどおり実行されるということです。なお本件については、戦争の遂行も含まれます。なぜなら、シナリオ分析法は、元々、米国国防総省によって、戦争の作戦シナリオとして開発されたからです。



注1:ベンチャー革命No.035『ポスト・イラク戦争』2003年3月22日

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr035.htm


注2:ベンチャー革命No.048『世界まれなる人道支援の武装軍隊』2003年3月22日

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr048.htm


注3:ベンチャー革命No.224『日本のオピニオン・リーダーのお粗末さ』2007年3月18日

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr224.htm


注4:ベンチャー革命No.038『対米観の甘い文化人』2007年3月18日

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr038.htm


注5:映画『大統領暗殺』公式サイト

http://www.20071019.jp/


注6:ベンチャー革命No.221『不都合な真実:アル・ゴアの復讐』2007年2月9日

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr221.htm


注7:山本尚利[2003]『MOTアドバンスト:技術戦略』JMAM



山本尚利(ヤマモトヒサトシ)

hisa_yamamoto@mug.biglobe.ne.jp


http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm


http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/magazine-menus.htm

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